Cursorルールを効果的に使用する:ベストプラクティスと一般的な間違い
Cursorの進化に伴い、ルールを適切に実装・管理する方法の理解がますます重要になっています。このガイドでは、一般的な落とし穴を避け、より良いAIアシスタンスのためのルール設定を最適化する方法を説明します。
重要なポイント
- モダンなルール実装には
.cursor/rules
ディレクトリ内の.mdc
ルールを使用 - ルールはシンプルで焦点を絞ったものに
- 繰り返されるAIの間違いに対して特定のルールを作成
- より良い追跡のために可視性ルールを実装
- プロジェクト固有の規約に従う
モダンなルール実装
.cursorrules から .mdc への移行
.cursorrules
形式は.mdc
ルールに置き換えられつつあります。以下が移行方法です:
- 既存のルールの特定
# .cursorrules ファイルの一覧表示
find . -name ".cursorrules"
- ルールの変換
# 古い .cursorrules 形式
USE_TYPESCRIPT=true
FOLLOW_STYLE_GUIDE=true
# 新しい .mdc 形式
rule "typescript_usage" {
description = "TypeScriptの使用を強制"
when = "新しいファイルを作成する時"
then = "すべての新規ファイルにTypeScriptを使用"
}
rule "style_guide" {
description = "プロジェクトのスタイルガイドに従う"
when = "コードの作成または修正時"
then = "プロジェクトのスタイルガイドラインに準拠"
}
- 移行の検証
# .mdc ルールが適用されているか確認
/rules status